ヨーロッパの誕生 存亡を賭けたビザンツ帝国の死闘

  • イスタンブールの聖ソフィア大聖堂
  • 倉橋 良伸(電気通信大学講師)
講師詳細

今回は「本編」に戻り、ビザンツ帝国とイスラーム勢力の文字通り死闘を取り上げます。7世紀前半の大攻勢を受けて、帝国はまさに存亡の危機を迎えました。艦隊を創設したイスラーム勢力は、遂には帝国の裏庭であるエーゲ海にまで姿を現します。ブルガールという新たな強敵も登場します。この危機を乗り切るためには、様々な変革を必要としました。名実ともに「古代ローマ」からの脱却が求められたのです。イスラーム勢力をシリアに押し返すには、まだまだ時間を要しますが、成果はそこかしこに見え始めます。その一つが、帝都コンスタンティノポリス攻囲の撃退です。しかも二度目には、イスラーム側に大損害を与えました。 (講師記)

   日 程   テ  ー  マ
1  10/2   ヘラクレイオス帝の栄光と挫折 追い詰められた帝国
2  10/16   新たな防衛システムの構築 テマ制度の創設
3  10/30   イスラーム艦隊の登場 「帆柱の戦い」(655年)
4  11/6   第一次コンスタンティノポリス攻囲(674~678年)
5  11/20   第一次ブルガール帝国の成立 新たな脅威の来襲
6  12/4   ローマ領アフリカの喪失 カルタゴの陥落
7  12/18   第二次コンスタンティノポリス攻囲(717~718年)

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お申し込み
日程
2019/10/2, 10/16, 10/30, 11/6, 11/20, 12/4, 12/18
曜日・時間
第1・3・5 水曜 10:30~12:15
回数
7回
受講料(税込)
会員 20,790円 
持ち物など
★10月30日(第5水曜)講座を行います。
その他
★授業は12時半ごろまで延長します。 
★教室を変更することがございますので、各日掲示板でご確認ください。

講師詳細

倉橋 良伸(クラハシ ヨシノブ)
1962年生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。専攻は、後期ローマ・初期ビザンツ帝国史。著書に『地中海世界史Ⅰ 古代地中海世界の統一と変容』、『歴史学の現在5 再生する終末思想』(以上共著・青木書店)、『古代地中海世界 古代ギリシア・ローマ史論集』(共著・清水弘文堂)、『彷徨-西洋中世世界』(共著・南窓社)、『躍動する古代ローマ世界』(編著・理想社)など。