西洋哲学史入門 現代哲学の起点 実存主義 オンライン講座
  • 教室・オンライン同時開催

  • 樋笠 勝士(慶応大学言語文化研究所所員)
講師詳細

 カントに始まるドイツ哲学は、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルと続くロマン主義的な哲学・観念論哲学を生み,それに対する反省から、対抗する思想として生の現実を探究する「生の哲学」(ショーペンハウエル、ニーチェ、ベルクソン、デュルタイ、ジンメルなど)が登場します。さらに,「生の哲学」の「生」が未だ一般性を帯びていることから,個々の「わたし」の生の現実を問う動きが現れます.これが実存主義です.キルケゴール,ヤスパース,マルセルなどは,西欧のキリスト教的思想背景の下で,「絶望」や「希望」など,人生論的哲学を展開します.その一方で時代状況の変化は激しく,宗教文化が希薄となり,唯物論や科学主義が蔓延する状況では,神無き実存主義,絶対的な孤独を問う実存主義もあらわれます.サルトルやハイデガーです.こうして「わたし」を問題にする実存主義は,一層冷ややかでリアルな意味で「わたし」を問うていきますが,そこでも人生論的な議論が中心となっています.さらに「わたしはどこから来てどこへゆくのか」の問いは,身体としての「わたし」を問う実存主義(メルロ・ポンティ)にまで至ります.

★ 今期は引き続きサルトルを中心に取り上げます。

※本講座は、オンラインでもご受講可能です。オンライン受講ご希望の方は、開講2日前までにWEB決済でのみ承ります。

【オンライン受講にあたり注意事項】
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ミーティングを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。
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【日程変更のお知らせ】(2021.10.13)
2022年2月6日の講座は2月13日に変更して行うことになりました。
教室での受講、オンライン受講、動画配信も行います。
※ 緊急時の連絡のため、メールアドレスの登録にご協力ください。 朝日カルチャーセンター立川教室のHPで登録ができます。https://koza.asahiculture.jp/index.php?module=Student&action=ToiawaseMypage&init=1&f_index=2&school_id=05&pup=1

日程
2021/10/31, 12/12, 1/9, 2/13, 3/6
曜日・時間
第1週 日曜 13:00~15:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 14,850円 
教材費(税込)
教材費 550円
設備費(税込)
825円
持ち物など
樋笠講師は岡山からオンライン配信でご指導します。教室での受講のほか、ご自宅でもご受講いただけます。自宅から試聴される場合には、メールアドレスの登録が必要です。10月3日は5月の補講授業。10月31日から10月期の講座が始まります。12月と1月は第2週に3号教室で行います。2月は第2週に開催します。日程にご注意ください。

講師詳細

樋笠 勝士(ヒカサ カツシ)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程。専門は、西洋哲学・美学芸術学・記号論。現在、慶応大学言語文化研究所兼任所員。新プラトン主義協会会長。中世哲学会理事。美学会委員。論文に「ストア学派の記号論」、「アウグスティヌスにおける光の位相」、訳註に「シャンポーのギョーム『命題集』(『中世思想原典集成』7巻、平凡社)」、バウムガルテン『形而上学』(成城大学)など。