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- 見学可
仏像を彫る
- 教室開催
- 伊藤 呆嵩(仏師)
仏さまを彫る―ある人は古い仏の美しさに魅せられて、ある人は悲しみの慰めとして、その目的も動機も人によりさまざまでしょう。ただ、共通して、私たちは安らかな気持ちで小刀を振るいます。
ひと口に仏像といっても、如来・菩薩・明王・天にわかれ、その他の像もあります。また仏像により、姿・形・持ち物などに一定の約束(儀軌)があります。これらを学びながら、さらに伝統的な仏像を基本のお手本としながら、一本の木に立ち向かいたいと思います。素材としての木は、やがて形となり、心が宿るのだ、と私は信じています。(講師・記)
<カリキュラム>
仏像の姿形、持ち物などの約束事を習いながら、初めての人は、小刀の研ぎや運刀から始め、次に仏手・仏頭のように、仏さまの各部分に分けて取り組んでいきます。その過程がすむと、立体的な造形になじみながら、各種の仏像・立像へ進みたいと考えています。
そして、もっと経験を積んだ人には、それぞれの希望と実力に応じて、創作的な仏像の制作にあたりましょう。
注意事項
【重要】2/5、19は休講になりました。4/2、16に振替とします。1/26付
・1月はお休みです。10/2付
- 日程
- 2022/3/5, 3/19, 4/2, 4/16
- 曜日・時間
- 第1・3 土曜 15:30~18:00
- 回数
- 4回
- 受講料(税込)
- 会員 17,600円
- 設備費(税込)
- 660円
- 持ち物など
- ・持ち物:筆記用具、彫刻刀 ・参考図書「仏像彫刻のすすめ」日貿出版社
<新規の方へ ご注文いただくもの>彫刻刀(小刀4分右1本、平刀3分1本、丸刀3分2本、丸刀1分本、三角刀1分5厘1本、刀袋(ノミ巻き)1)約12,000円です。
木材代は別途教室で承ります。
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講師詳細
- 伊藤 呆嵩(イトウ ホウシュウ)
- 子の権現の閻魔大王を奉納したほか、多くの仏像の修復にあたる。1996年、杉並・本應寺の阿弥陀仏を制作。彫刻家・伊藤光治郎として90年と92年の創型会選奨受賞、95年現代彫刻文部大臣賞を受賞。創型会同人。