王朝文化と唐物 
  • 教室・オンライン同時開催

  • 河内 春人(関東学院大学准教授)
  • 皆川 雅樹(産業能率大学准教授)
  • 河添 房江(東京学芸大学名誉教授)
全ての講師
講師詳細

 平安時代から唐物と呼ばれた異国の品々は、古くは遣唐使がもたらした正倉院宝物をはじめ、人々の憧憬の的でした。それらは所有者の権威・権力の象徴であるとともに、奈良・平安の王朝文化の成熟を支える品々としても重要な意義を担っていました。本講座はリレー形式で、8世紀から10世紀前後の外来品について、古典文学に絡めながら、王朝文化に果たした役割について解説していきます。(河添講師・記)

<各回のテーマ>
各回申込も可能です。内容、申込は下記WEBサイトをご覧ください。
①「唐物への助走-8世紀の外来品」関東学院大学准教授・河内 春人講師
 https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/2aaca726-b358-bcf0-4cfb-635747869749
②「唐物の成立と渦巻く欲望-9世紀の外来品と『竹取物語』」産業能率大学准教授・皆川 雅樹講師
 https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/5135f1ed-4565-3d32-31ea-63574918d266
③「王朝文学を彩る唐物―『源氏物語』『枕草子』を中心に」東京学芸大学名誉教授・河添 房江講師
 https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/687a0107-009f-d453-f4b0-635749dbea49

※画像は、「竹取物語絵巻」火鼠の皮衣(国会図書館蔵)

<参考文献>『「唐物」とは何か』(河添房江・皆川雅樹編/勉誠出版) ISBN:9784585325208

〈ご案内事項〉
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、教室でも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやスマートフォン、タブレットでも配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
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中途受講はできません

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日程
2023/2/28, 3/28, 4/25
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円

講師詳細

河内 春人(コウチ ハルヒト)
1970年東京都生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。同大学院博士後期課程退学。現在、関東学院大学准教授、立教大学兼任講師。日本古代史専攻。主著『倭の五王』(中公新書)、『日本古代君主号の研究―倭国王・天子・天皇』(八木書店)、『東アジア交流史のなかの遣唐使』(汲古書院)、訳書『モノが語る日本対外交易史 七―一六世紀』(シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア著・藤原書店)など。
皆川 雅樹(ミナガワ マサキ)
専門は日本古代史。法政大学第二中高校特別教諭、専修大学附属高校教諭を経て、産業能率大学経営学部准教授。博士(歴史学)。日本古代の唐物を中心とした対外交流史や歴史教育などについて研究中。著書に『日本古代王権と唐物交易』(吉川弘文館、2014年)、編著に『「唐物」とは何か』(勉誠出版、2022年)、『失敗と越境の歴史教育』(清水書院、2022年)など。
河添 房江(カワゾエ フサエ)
東京大学文学部卒。同大学院博士課程修了。博士(文学)。専攻は平安文学。著書に『源氏物語と東アジア世界』(NHKブックス),『光源氏が愛した王朝ブランド品』(角川選書),『唐物の文化史』(岩波新書),『源氏物語越境論』(岩波書店),三田村雅子氏との共編書に『源氏物語いま語り』『描かれた源氏物語』『薫りの源氏物語』(翰林書房)など。