後期ヒッタイトの遺跡を巡る ヒッタイト帝国の滅亡とその後の遺跡
  • 教室・オンライン同時開催

  • イヴリズの摩崖碑文
  • カルケミシュ出土の浮彫(アナトリア文明博物館)
  • 城門脇のライオン像(シリア、アイン・ダーラ遺跡)
  • 津本 英利(古代オリエント博物館研究部長)
講師詳細

 紀元前1200年頃、アナトリア(現在のトルコ)に栄え、古代エジプトとオリエント世界を二分する勢力だったヒッタイト帝国は、滅亡の時を迎えました。その経緯についてはなおも不明なままですが、帝国の滅亡後も、ヒッタイトの文化の流れを汲む小国が、アナトリアからシリア北部にかけて分立し、紀元前8世紀頃まで存続しました。これを後期ヒッタイト(新ヒッタイト、シロ・ヒッタイトとも)と言います。
 この講座では、ヒッタイト帝国滅亡の謎について解説しつつ、各地の遺跡や博物館に残されている、後期ヒッタイトの遺物についてご紹介します。(講師記)

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注意事項

★ご案内★
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★日程変更のお知らせ★2023/8/18
9/11に予定していましたが講師都合により9/25に変更になります。曜日・時間の変更はありません。
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日程
2023/9/25
曜日・時間
月曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

津本 英利(ツモト ヒデトシ)
1970年岡山市生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学。ドイツ・マールブルク大学先史・原史学科博士課程に留学。トルコ、シリア、イスラエルでの発掘調査に参加。現在、古代オリエント博物館研究部長。専門は西アジアおよびヨーロッパの考古学。共著に『セルビアを知るための60章』(明石書店)、『聖書の世界を発掘する:聖書考古学の現在』(リトン)、『モノとヒトの新史料学:古代地中海世界と前近代メディア』(勉誠出版)がある。