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西洋演劇と劇場の2500年史
- 教室開催
- 佐久間 康夫(青山学院大学教授)
ヨーロッパの2500年におよぶ演劇の歴史を大づかみに解説します。ヨーロッパでは古代ギリシャに演劇が発生し、中世に宗教劇が誕生します。そしてシェイクスピアの登場とともに演劇の黄金時代を迎えます。ピューリタン革命の後には王政復古期の演劇が、フランス革命の後には近代市民社会の演劇が隆盛します。19世紀後半になるとノルウェーやロシアから近代リアリズム劇が起こりますが、その影響下に、時には反発を示しつつ、20世紀の演劇は発展してきました。
どの時代にも当代の劇を上演するにふさわしい劇場が存在しました。劇場と芝居の内容は密接に結びついています。そうした視点から西洋演劇の魅力を味わってまいりましょう。(講師・記)
- 日程
- 2022/6/3
- 曜日・時間
- 金曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,333円 一般 4,433円
- 設備費(税込)
- 165円
- その他
- ●この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。
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講師詳細
- 佐久間 康夫(サクマ ヤスオ)
- 青山学院大学文学部比較芸術学科教授。青山学院大学大学院博士課程単位取得。1992~93年ケンブリッジ大学研究員。NHKラジオ「ものしり英語塾」で、シェイクスピアの講座を担当。著訳書に『シェイクスピア 人生の名言』(KKベストセラーズ)、『舞台を観る、読む、語る』(ほんのしろ)、『心に響け、シェイクスピア』(NHK出版)、『イギリス生まれの物語たち』(松拍社)、『風土記イギリス』(共著、新人物往来社)、『世界演劇事典』(編訳、開文社出版)、『シェイクスピアの世界』(訳、ほんのしろ)、など。