西欧文化の源流 ヨーロッパとキリスト教

  • 中島 公子(元明治大学教授)
講師詳細

 今年で16年目を迎える本講座は「ギリシャ神話」にはじまり「旧・新約聖書」の世界、そしてヨーロッパ誕生以来の歴史的な歩みを通じて西欧文化の流れをたどり、ついに20世紀に達しましたが、そこで受講生からの要望に応えて過去をふりかえり、6年前からキリスト教の発生について学んでいます。
 旧約・新約聖書の舞台である中東のパレスティナ地方は今日地政学的にもっとも加熱した地域ですが、世界中の多くの人々の精神的基盤をかたちづくるキリスト教もまたここに生まれました。しかしキリスト教は、当時そこを支配していたローマ帝国とやがてそこに侵入してヨーロッパという新たな文明を築く諸民族によって世界的規模に広がり、人類共通の普遍的宗教となりました。キリストはユダヤ人ですが、キリスト教を作ったのはヨーロッパ、逆にヨーロッパを作ったのはキリスト教、その双方の土台が古代ローマ帝国でした。
 本講座は一昨年から「ローマ帝国のキリスト教化」について学んできましたが、今年からいよいよ「ヨーロッパの成立とキリスト教」の問題にはいり、時折現代の世界情勢にも気をくばりながら見て行きたいと思います。
 テキストは用いず、毎回要点をプリントしてお配りします。必要に応じてビデオ等の映像を鑑賞します。(講師・記) 

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

受付一時中止

注意事項

11/20、12/4、12/18休講 → 補講は未定  ※後半3回分の日程はダミーです
コロナ感染拡大につき、本講座は12月まで休講とします。21年1月以降は、未定。12/18ころに状況をみて決めます。

日程
2020/10/2, 10/16, 11/6, 3/31, 3/31, 3/31
曜日・時間
第1・3 金曜 15:30~17:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円

講師詳細

中島 公子(ナカジマ コウコ)
早稲田大学大学院博士課程修了。文学修士。専攻はフランス文学。早稲田大学等講師を経て明治大学農学部教授。フランス語および一般教育「文芸思潮」担当。2003年退職。著書:『お話文芸思潮』青山社。『文芸人間学の試み』近代文藝社。『My Lost Childhood』(短編小説集)近代文藝社。訳書:『キリスト教思想』白水社クセジュ文庫。F.モーリヤック『蝮のからみあい』『海への道』春秋社、他多数。