枕草子全編講読 第100段 1日聴講体験

  • 津島 知明(國學院大學講師)
講師詳細

枕草子は「気ままなエッセイ」「飾らない女子トーク」といったイメージが浸透しています。そう受け取れる部分も確かにありますが、何より清少納言が心血を注いだのは、お仕えした中宮定子に関わる貴重な証言を後世に確実に伝えることだったと思われます。その真意がまだ十分に理解されていないのは、同時代読者を意識した深謀遠慮が、現代人には分かりにくくなっているからでしょう。
本講座では、各段の時代背景も詳しく検証しながら、清少納言が厳しい現実といかに格闘したかを解き明かしていきたいと思います。章段配列の意味にもこだわって、全編を丁寧に読み解いていきます。 (講師・記) 

この講座は終了しました
日程
2019/10/23
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 2,970円
持ち物など
<テキスト>『新編 枕草子』(おうふう、2,800円+税)を使用していますが、体験の方にはテキストをお貸し出しいたします。体験の方には「変体平仮名の諸体」プリントも当日教室で配布します。
※初めての方にも安心してご受講いただくための1日聴講体験講座です。通常のクラスの受講者と一緒に聴講していただきますので、授業の進め方やクラスの雰囲気をどうぞご確認ください。
その他
テキストは、第  段あたりを読む予定です。授業の進行により前後するかもしれませんが、どうぞご了承ください。

講師詳細

津島 知明(ツシマ トモアキ)
1959年生まれ。国学院大学大学院(文学研究科)修了。博士(文学)。専攻は平安文学。国学院大学、青山学院女子短期大学、白百合女子大学、ほか講師。
著書に『ウェイリーと読む枕草子』(鼎書房 2002年)、『動態としての枕草子』(おうふう 2005年)『枕草子論究』(翰林書房 2014年)、
編著に『新編枕草子』(おうふう 2010年)『枕草子 創造と新生』(翰林書房 2011年)など。