シチリア・ロマネスク探訪

  • 池田 健二(美術史家)
講師詳細

  ロマネスク時代のシチリア島は、フランスから来たノルマン朝の統治下にありました。10世紀に島を支配したイスラム勢力を駆逐したこの王朝は、シチリアに多くの教会を再建創建しました。その時に生まれたのが、ビザンティン、イスラム、ラテンの要素が融合したシチリア・ノルマン様式と呼ばれる独自の建築様式です。パレルモやモンレアーレに残る交差アーチや黄金のモザイクで飾られた教会は、この時代の貴重な遺産です。講座では多数の映像でシチリアのロマネスク教会をめぐり、その個性的な美を深く探求します。 (講師記)

この講座は終了しました
日程
2020/2/19
曜日・時間
水曜 15:30~17:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,740円
持ち物など
★資料は、当日教室で配布します。

講師詳細

池田 健二(イケダ ケンジ)
1953年広島県尾道市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学大学院博士課程修了。 専攻はフランス中世史、中世美術史。91年より毎年『ロマネスクの旅』を企画し全ヨーロッパのロマネスク教会を詳細に調査する。上智大学や茨城キリスト教大学などで長年にわたり歴史や美術史を講義する。訳書に『ヨーロッパ中世社会史事典』(藤原書店)、共訳書に『中世の身体』『中世とは何か』『ヨーロッパの中世-芸術と社会』(藤原書店)、『ロマネスクの図像学』『ゴシックの図像学』(国書刊行会)、著書に『フランス・ロマネスクへの旅』『イタリア・ロマネスクへの旅』『スペイン・ロマネスクへの旅』(中公新書)。