ウィーン・幻の陶人形 百年前の逸品を訪ねて

  • 岡部 由紀子(ゲルマン民俗研究家)
講師詳細

 19世紀末、芸術の爛熟期を謳歌するウィーンに設立された「ウィーン工芸 フリードリッヒ・ゴルトシャイダー」(Wiener Manufaktur Friedrich Goldscheider)は、ヨーロッパを代表する美術工芸社でした。
アール・デコの時代には、映画スターやダンサーをモデルとした陶人形を次々と発表します。白化粧した陶土に顔料で絵を描いてから焼成するファイアンス焼きの技法に工夫を加え、肌の微妙な色合いや繊細な布を再現することに成功し、世界中に販路を拡げました。
ユダヤ系の会社であったため、1938年ナチにより経営権を奪われ、逸品はコレクター以外の人々の記憶から消えていきました。21世紀に入ってウィーンをはじめ各地で展覧会が催され、百年近くの眠りから覚めた人形たちが再び脚光を浴びています。展覧会の様子を写真で紹介し、時代背景やマイセンなどの磁器人形との違いに触れながら、その魅力に迫ります。   (講師記)

ブログ「めらん樹」に、ゴルトシャイダーの陶人形についての記事を載せてあります。
http://melange.sblo.jp/article/162043413.html






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日程
2019/11/9
曜日・時間
土曜 15:30~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,740円
教材費(税込)
教材費 110円
持ち物など
★資料は当日教室で配布いたします。

講師詳細

岡部 由紀子(オカベ ユキコ)
<講師紹介> 国際基督教大学卒業(文化人類学専攻)ウィーンでドイツ語を学び、国立民族学博物館の
展示資料の収集にあたり報告を執筆。ヨーロッパ民俗文化の現地調査と文献研究に携わる。
講師ブログ「めらん樹」:http://melange.sblo.jp/ 講師URL: http://lilie.sakura.ne.jp/