朝鮮宮廷料理の醍醐味 ―チャングムの御膳立て―

  • 康 栄恵(NHKワールドラジオ日本アナウンサー)
講師詳細

大人気ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』の中に出てくる朝鮮時代の宮廷料理を通して、韓国の伝統料理に親しむ「韓食文化」に触れてみたいと思います。
王の在位期間中の重要出来事を整理、編纂した編年体記録である「朝鮮王朝実録」の第11代中宗(1488-1544)実録には 、「大長今(テジャングム)」という女性が登場します。ドラマでは、彼女が王のスラサン(お膳)を担当して数多くの宮廷料理を作る場面があります。
宮廷料理にはどのような意味が込められているのでしょうか。朝鮮時代には病気になる前に食をもって治すという摂生を通して、病気を予防する認識がありました。いわゆる「식치/シックチ」(食治)です。朝鮮時代に編纂された「東醫寶鑑」(동의보감/トンイボガム)(1613)などの医書によると、食生活に欠かせない様々な薬剤を使ったお茶、酒、飲料など、季節ごとにその時々にあったものを使うことによって自然治癒力を高め、疾病の予防に努めたとあります。
本講座では、チャングムのドラマに登場する「朝鮮時代の宮廷料理」に関わる哲学と文化の様相を紐解いてみたいと思います。(講師・記)

お申し込み
日程
2021/3/5
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
持ち物など
★資料は、教室で配布いたします。

講師詳細

康 栄恵(カン ヨンヘ)
韓国ソウル生まれ。
来日後、ニュースや番組の翻訳、韓国語テキストのナレーションなどで活躍。現在、NHK国際放送局韓国語アナウンサー、InterFM DJ。
また、外務省のJapan Video Topics韓国語版の翻訳・ナレーションを10年以上担当していた。