邪馬台国論の現状と課題
  • 教室・オンライン同時開催

  • 仁藤 敦史(国立歴史民俗博物館教授)
講師詳細

 「魏志倭人伝」の記述や最新の考古学的成果を基礎として、近年有力となった畿内説の立場に立ちながら、東アジア史の観点から卑弥呼の王権と公孫氏や魏王朝との外交関係などを検討する。鬼道を駆使する卑弥呼は、普遍性を有する鏡の祭祀により、倭国乱により疲弊した大人層の支持を得て「共立」される。そこでは、「一大率」「大倭」「都市」などの国を超えた官職を設定することで、鉄資源や先進文物の流通をコントロールし、倭国王としての求心性を維持したと考えられる。(講師・記)

<各回のテーマ(予定)>
①3/2(水) 邪馬台国研究の歩み-研究の現状と課題
②3/30(水) 倭国と倭国王の成立-倭国乱と卑弥呼の共立
③4/7(木) 卑弥呼と公孫氏政権-景初二年の虚実
④5/19(木) 東夷伝の世界観-万二千里の内実 
※曜日が変則的になっていますのでお気をつけください。3月の2回は水曜、4月、5月は木曜です。


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※曜日が変則的になっていますのでお気をつけください。3月の2回は水曜(3/2、30)、4月、5月は木曜(4/7、5/19)です。時間は同じ13:00~14:30です。
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日程
2022/3/2, 3/30, 4/7, 5/19
曜日・時間
水曜 13:00~14:30
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,200円 
設備費(税込)
660円

講師詳細

仁藤 敦史(ニトウ アツシ)
1960年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科満期退学。博士(文学)。専門は日本古代史(特に古代王権論、都城制成立過程の研究)。現在、国立歴史民俗博物館教授。主な著書に『古代王権と都城』(吉川弘文館)、『古代王権と官僚制』(臨川書店)、『女帝の世紀』(角川書店)、『都はなぜ移るのか-遷都の古代史-』(吉川弘文館)、『卑弥呼と台与』(山川出版社)、『古代王権と支配構造』(吉川弘文館)、『NHKさかのぼり日本史 (10)奈良・飛鳥 “都”がつくる古代国家』(NHK出版)など。