源氏物語の世界 1回1巻で読む

  • 河添 房江(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

『源氏物語』は、生涯に一度は読みたい文学の第一位に輝く、日本古典文学の最高峰です。物語の壮大なスケールと、人間の心を深く掘り下げる文章により、汲めど尽きぬ魅力をたたえた作品です。しかし、その長さと登場人物の多さもあって、一人ではなかなか読み進められない作品でもあります。
この講座では作品の概説をはじめ、『源氏物語』の豊穣な世界を、名場面を中心にわかりやすく読み解いていきます。一回につきほぼ一巻のペースで、いつからでもお入りいただけます。今期は宇治十帖の総角巻から東屋巻まで、宇治大君の死を悼む薫の哀傷の世界を、中の君や浮舟との関係もふくめて追っていきます。国宝「源氏物語絵巻」の有名な場面の絵解きもしますが、『源氏物語』を初めて読むという方も歓迎いたします。(講師記)



4月25日 まめ人薫の求愛―総角巻の世界(一)
5月23日 大君の死と哀傷―総角巻の世界(二)
6月27日 中の君の都移り―早蕨巻の世界
7月25日 匂宮と六の君の結婚―宿木巻の世界(一)
8月22日 中の君物語の終息―宿木巻の世界(二)
9月26日 浮舟物語の始まり―東屋巻の世界

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日程
2019/4/25, 5/23, 6/27, 7/25, 8/22, 9/26
曜日・時間
第4週 木曜 13:00~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,496円 
持ち物など
〈テキスト〉教室でプリントを配布致します。〈参考書〉新編日本古典文学全集『源氏物語①~⑥』(小学館)
古典セレクション『源氏物語①~⑯ 』(小学館)ほか

講師詳細

河添 房江(カワゾエ フサエ)
東京大学文学部卒。同大学院博士課程修了。博士(文学)。専攻は平安文学。著書に『源氏物語時空論』(東京大学出版会),『源氏物語と東アジア世界』(NHKブックス),『光源氏が愛した王朝ブランド品』(角川選書),『唐物の文化史』(岩波新書),『源氏物語越境論』(岩波書店),三田村雅子氏との共編書に『源氏物語いま語り』『描かれた源氏物語』『薫りの源氏物語』『夢と物の怪の源氏物語』(翰林書房)など。