鳥獣人物戯画と高山寺の美術 特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」関連講座

  • 国宝 鳥獣戯画 甲巻(部分) 平安時代 12世紀  京都・高山寺 通期
  • 齊藤 経生(女子美術大学名誉教授)
講師詳細

 東京国立博物館で開催される特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」に因み、国宝・鳥獣戯画を中心に、今回展示される主な作品についてスライド映写とともにやさしく解説します。
『鳥獣人物戯画』は京都・高山寺の所蔵する宝物で、甲乙丙丁の4巻よりなり、国宝に指定されています。甲乙巻が平安時代後期、丙丁巻は鎌倉時代の制作と考えられています。鳥羽僧正覚猷(1053〜1140)の筆と伝えられ、他にも絵仏師定智、義清阿闍梨などの名前が指摘されています。いずれも確証はなく、作者未詳。肥痩ある墨線のみによる白描画で、甲巻は擬人化された動物を描き、乙巻は実在・空想上を合わせた動物図譜となっています。丙巻は前半が人間風俗画、後半が動物戯画、丁巻は勝負事を中心に人物を描いています。(講師記)

お申し込み
日程
2021/4/24
曜日・時間
土曜 10:15~12:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
その他
【展覧会情報】
特別展「「国宝 鳥獣戯画のすべて」
会場:東京国立博物館 平成館
会期:4月13日(火)~5月30日(日)
開館時間:未定 
休館日:月曜日 ※ただし5月3日(月・祝)は開館
オンラインによる事前予約制(日時指定券)を導入

※ルミネは当面の間11時開店です。1階からエレベーターをご利用ください。

講師詳細

齊藤 経生(サイトウ ツネオ)
1941年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻博士課程修了。1977年女子美術大学講師、助教授、教授を勤める。主に日本を中心としてインド、中国など東洋の仏教美術史を専門とする。主な著書に『仏像観賞の旅』(共著)里文出版、論文に『定朝様の誕生』(「歴史公論」116号雄山閣)、『鶏足寺の本地仏について』(「國華」985号 朝日新聞社)ほか。