昔話の食卓 ヨーロッパ人は意外と魚好き

  • 数藤 ゆきえ(元中央大学講師)
講師詳細

 子どものころから知っている昔話でも原作と読み比べてみると、新たな発見がいっぱいあって驚くことがしばしばあります。とりわけ「食」という観点から見ると、昔話が成立した時代や社会・民族など、様々な要素が反映されていて非常に興味深い事柄があぶり出されてきます。食を切り口に、西欧文化の深層を探ります。

今期のテーマは「魚」
 西ヨーロッパの中世から近世まで、庶民が夢見た食事はとにかくお腹いっぱいになること。肉料理が並ぶ上流階級の人々のテーブルに比べ、庶民の食事はとにかく日々にパンが、それも雑穀まじりの黒いパンと野菜のスープがあれば上々でした。そんな時代に、魚料理は意外に多くの日々に登場します。いったいどのように料理されていたのでしょう? また、魚たちは食卓の上だけでなく、昔話の中でも大活躍しています。そこではどんな役割で語られたのでしょうか。(講師・記)

 
参考書:「昔話の食卓」(2009年、郵研社)、数藤ゆきえ著
     ご希望の方は受付で購入可能です。

お申し込み
日程
2021/9/23
曜日・時間
木曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 4,180円
設備費(税込)
165円

講師詳細

数藤 ゆきえ(ストウ ユキエ)
中央大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。パリ第3大学仏語教授法教授資格取得。パリ第7大学比較文学科博士課程D.E.A取得。中央大学、法政大学、明星大学等講師を経て、2012年退官。主な著書に『あなたもフランス語で旅できる』(駿河台出版社)、『昔話の食卓』(郵研社)、訳書『図解仏和辞典』(エディション・フランセーズ)ほか。