解説『オックスフォード英語辞典』 英語史における辞書の発達
  • 教室開催

  • OED 第1版の表紙
  • The Oxford English Dictionary
  • 武内 信一(青山学院大学名誉教授)
講師詳細

オックスフォード英語辞典(The Oxford English Dictionary) は誰もが認める世界最大の英語辞典ですが、その完成には実に70年の歳月を要しました。
完成までの時間もさることながら、この大英語辞典編纂の背景には英語という国語の不安定さを是正するという大きな歴史的課題が控えていました。15世紀後半にイングランドで最初に活字印刷術を導入したウィリアム・カクストンはあまりにも英語の変化が激しく何を基準に印刷すべきか嘆いています。16世紀以降になると言語変化を固定しようと様々な人々がアカデミー創設を提案します。ジョナサン・スウィフトもそのような代表的提案者の一人ですが、アカデミー構想はことごとく失敗してしまいます。そのような背景の中で18世紀後半にジョンソン博士が画期的な『英語辞書(1755)』を出版します。これこそ100年後にOED の編纂が始まることを預言するかのような辞書でした。
講座では、このような歴史的背景を踏まえながら、OED の特徴その現代的意義について話したいと思います。(講師・記) 

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注意事項

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※8/10(火)~8/16(月)は夏休みです。

日程
2021/9/26
曜日・時間
日曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

武内 信一(タケウチ シンイチ)
1951年生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒。国際キリスト教大学大学院修士課程修了。東京都立大学博士課程中退。 防衛大学校助教授、愛知大学教授、青山学院大学教授を経て、現在青山学院大学名誉教授。専門は英語文化史。著書に『英語文化史史料集』フォレスト(2007)、『英語言語文化史入門』フォレスト(2008)、『英語文化史を知るための15章』研究社(2009)。共著に『イギリスルネサンス期の言語と文化』英宝社(2010)、『世界史の中の近世』慶応義塾大学出版会(2017)。訳書に、ルドー・ミリス『天使のような修道士たち』新評論(2001)、ルドー・ミリス『異教的中世』新評論(2002)、キャロリー・エリクソン『中世人の万華鏡』新評論(2004)。他、論文及び学会報告多数。