ハインリヒ・シュッツ 人と音楽-神秘の音楽 《ヨハネ受難曲 … J.S.バッハ《ヨハネ受難曲》との比較を通して
  • 教室開催

  • 撮影:風間久和
  • 撮影:風間久和
  • 淡野 弓子(指揮者・声楽家)
講師詳細

 シュッツは晩年になって三つの受難曲(マタイ、ルカ、ヨハネ)を書きました。本講座では、際立って霊的な記述と言われているヨハネによる福音書の受難記事に目を向け、《ヨハネ受難曲》を取り上げます。また、この作品を構成する福音史家や各人物の叙唱、群衆の合唱に潜む只ならぬエネルギーは後のバッハの受難曲への興味をかき立てるところから、今回はバッハの《ヨハネ受難曲》を傍に、両曲を比較しながら観察を進めたいと思っています。(講師・記)

この講座は終了しました
日程
2023/4/22, 5/27, 6/24
曜日・時間
第4 土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 一般 13,299円
設備費(税込)
495円
その他
・ルミネ立川店の開店前は1階からエレベーターをご利用ください。

講師詳細

淡野 弓子(タンノ ユミコ)
1938年生まれ。東京藝術大学を経てドイツ・ヘルフォルト教会音楽大学に学ぶ。68年ハインリヒ・シュッツ合唱団を設立し2008年まで常任指揮者。 1989年~2001年<シュッツ全作品連続演奏>を行い、全496曲を終了。2003年秋、東京・上荻の本郷教会において、教会暦に添った<バッハ・カンタータ連続演奏>を開始し、現在続行中。歌い手としては、シュッツ、バッハより現代に至る宗教曲、ドイツ・リート、現代作品の演奏、新作初演など。師:ヴィルヘルム・エーマン(指揮)アグネス・ギーベル、エリザベス・マンヨン(声楽)
「ムシカ・ポエティカ」代表。「ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京」桂冠名誉指揮者。活水学院キリスト教音楽研究所研究員。CDに『ハインリヒ・シュッツの音楽』Vol.1~4ほか。著書に『バッハの秘密』平凡社新書。