運慶-求道と救済の宗教彫刻
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  • 金子 啓明(東京国立博物館名誉館員)
講師詳細

 運慶は偉大な仏師であるとともに、京都の八条高倉に地蔵十輪院という私寺を建立するなど僧侶でもありました。運慶が活躍した鎌倉時代初期は生と死が隣り合わせの混乱と絶望の時代でしたが、僧侶には仏教の根本に帰ってその本質を真摯に問うことが強く求められました。本日は運慶作品のいくつかを通じてこの時代の宗教彫刻の意義について考えたいと思います。(講師・記)

この講座は終了しました
日程
2022/6/9
曜日・時間
木曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

金子 啓明(カネコ ヒロアキ)
慶応義塾大学文学研究科修了。東京国立博物館にて彫刻室長、副館長などを歴任。その後、慶応義塾大学教授、興福寺国宝館長、日本大学芸術学部客員教授など。著書に『運慶・快慶』(小学館)、『もっと知りたい興福寺の仏たち』(東京美術)、『もっと知りたい法隆寺の仏たち』(東京美術)、『仏像のかたちと心』(岩波書店)、『運慶のまなざし』(岩波書店)など。