シルクロードの美術と奈良・正倉院の宝物
  • 教室開催

  • 河北省寛城県大野峪村出土 鹿文盤 河北省博物館蔵
  • 奈良 正倉院 金銀花盤
  • 齊藤 経生(女子美術大学名誉教授)
講師詳細

 奈良の正倉院には、楽器類をはじめ、家具・調度品、金属や木竹、ガラスなどの工芸品ほか、きわめて多種多様で豊富な宝物が伝存しています。その大半が7世紀後半から8世紀にかけての奈良時代の遺品です。この宝物のなかには、西アジアやインドに起源を持ちシルクロードを通じて中央アジアにひろく伝播しながら中国に、加えて中国発祥の調度、娯楽品などが、唐の都・長安(現在の西安)を経由して、日本に移入されました。こうした異国情緒豊かな品々を内蔵した正倉院
が“シルクロードの終着駅”と言われる所以です。
 この講座では、正倉院の宝物を通して、積極的な奈良時代の外来文化移入の一端を考察してみたいと思います。毎回、資料を配布し、理解と鑑賞の一助としてスライド映写を多用します。(講師・記)

第1回 初めに―シルクロードとは、奈良正倉院宝物とは
第2回 シルクロードの美術と奈良正倉院の楽器(1)―弦楽器
第3回 シルクロードの美術と奈良正倉院の楽器(2)―管楽器、打楽器、附・伎楽面
第4回 シルクロードの美術と奈良正倉院の陶芸、金工、ガラス工芸品
第5回 シルクロードの美術と奈良正倉院の文房具、調度品、遊戯具
第6回 シルクロードの美術と奈良正倉院宝物の文様

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2022/1/7, 1/21, 2/4, 2/18, 3/4, 3/18
曜日・時間
第1・3 金曜 13:00~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
設備費(税込)
990円
その他
資料代は受講料に含まれております。

講師詳細

齊藤 経生(サイトウ ツネオ)
1941年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻博士課程修了。1977年女子美術大学講師、助教授、教授を勤める。主に日本を中心としてインド、中国など東洋の仏教美術史を専門とする。主な著書に『仏像観賞の旅』(共著)里文出版、論文に『定朝様の誕生』(「歴史公論」116号雄山閣)、『鶏足寺の本地仏について』(「國華」985号 朝日新聞社)ほか。