世界遺産をめざす「飛鳥・藤原の宮都」の値打と魅力―① 「日本国」誕生を物語る遺産群

  • 酒船石遺跡の石造祭祀施設
  • 木下 正史(東京学芸大名誉教授)
講師詳細

 飛鳥・藤原京の時代は、統一国家「日本国」が作りあげられていった時代であった。隋唐を中心とする東アジア文化圏の一翼を担い、世界に比類がない速さで文明開化を成し遂げていった。飛鳥・藤原地域の地下には、こうした歴史や国際交流の実像を物語る宮殿・寺院・古墳などの諸遺跡が良好な姿で埋もれている。世界遺産登録に向けて申請書がまとまりつつあり、さらに知恵をしぼっている。講座では、遺産群が語る世界遺産としての値打と魅力について何回かに分けて紹介する。
 第一回目の今回は、構成遺産群を踏まえ、「日本国」誕生へ向けての歩みや国際交流の実像に迫り、世界史における「飛鳥・藤原」の独自性を浮き彫りにしたい(講師記)。

写真:「酒船石遺跡の石造祭祀施設」

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日程
2021/6/13
曜日・時間
日曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

木下 正史(キノシタ マサシ)
1941年東京都生まれ。東京教育大学卒業。同大学院修士課程修了。日本考古学専攻。奈良国立文化財研究所、東京学芸大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。主な著書に『古代日本を発掘する―飛鳥藤原の都―』『飛鳥・藤原の都を掘る』『藤原京』など。