源氏物語の世界 1回1巻で読む

  • 河添 房江(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

『源氏物語』は、生涯に一度は読みたい文学の第一位に輝く、日本古典文学の最高峰です。物語の壮大なスケールと、人間の心を深く掘り下げる文章により、汲めど尽きぬ魅力をたたえた作品です。しかし、その長さと登場人物の多さもあって、一人ではなかなか読み進められない作品でもあります。
この講座では作品の概説をはじめ、『源氏物語』の豊穣な世界を、名場面を中心にわかりやすく読み解いていきます。一回につきほぼ一巻のペースで、いつからでもお入りいただけます。今期は宇治十帖の後半、浮舟巻から夢浮橋巻までで、浮舟が薫と匂宮の間で板挟みになり、入水も未遂となって小野の地で隠棲生活を送る顛末を追っていきます。さらに五年間の講座の総括として、『源氏物語』の現代語訳と翻訳の諸相、源氏絵の歴史についてもお話します。(講師・記)



10月24日 行く方知られぬ浮舟―浮舟巻の世界
11月28日 失踪後の波紋―蜻蛉巻の世界
12月26日 小野隠棲の日々―手習巻の世界
1月23日  夢かうつつか―夢浮橋巻の世界
2月27日 『源氏物語』の現代語訳と翻訳の諸相
3月26日  源氏絵の世界―国宝絵巻から近世まで―(最終回)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2019/10/24, 11/28, 12/26, 1/23, 2/27, 3/26
曜日・時間
第4週 木曜 13:00~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
持ち物など
〈テキスト〉教室でプリントを配布致します。〈参考書〉新編日本古典文学全集『源氏物語①~⑥』(小学館)
古典セレクション『源氏物語①~⑯ 』(小学館)ほか

講師詳細

河添 房江(カワゾエ フサエ)
東京大学文学部卒。同大学院博士課程修了。博士(文学)。専攻は平安文学。著書に『源氏物語時空論』(東京大学出版会),『源氏物語と東アジア世界』(NHKブックス),『光源氏が愛した王朝ブランド品』(角川選書),『唐物の文化史』(岩波新書),『源氏物語越境論』(岩波書店),三田村雅子氏との共編書に『源氏物語いま語り』『描かれた源氏物語』『薫りの源氏物語』『夢と物の怪の源氏物語』(翰林書房)など。