シェイクスピア原典講読 喜劇『十二夜』
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  • 郷 健治(神奈川大学教授)
講師詳細

 シェイクスピア原典講読の入門講座です。2009年4月以来、これまでに『ソネット集』『テンペスト』『夏の夜の夢』『オセロー』『ヴェニスの商人』『ハムレット』『マクベス』『リア王』『から騒ぎ』と読み進めてきましたが、今回は1600年頃に初演された『十二夜(Twelfth Night)』を読みます。『十二夜』はシェイクスピア劇の中でもイギリスでもっとも人気のある喜劇で、故蜷川幸雄さんの演出で『Ninagawa十二夜』として歌舞伎にもなりました。イリリアという架空の国のオーシーノ公爵とオリヴィア伯爵令嬢の恋のみならず、執事マルヴォーリオやヒロインのヴァイオラが男装してオーシーノの小姓として仕えることから起こる恋の騒動を描く抱腹絶倒の喜劇でありながら、クリスマス休暇の終わりの「十二夜」に上演されるにふさわしい、奥深いメッセージに溢れたシェイクスピア喜劇の最高傑作です。
 毎回英文テキストを4~5ページずつ精読しながら、この作品の魅力を考察し、そのテキストの意味を読み解きます。シェイクスピアの原文を味読するためには台詞を声に出して読むのが一番ですから、毎回授業中に音読も楽しみます。最高に含蓄のある英語、素晴らしく詩的な英文、人生の叡智にあふれたシェイクスピアの言葉を原文で楽しみます。シェイクスピアの英語は400年も前の英語ですが、もう立派なModern English。現代英語がある程度読めれば、どなたでも楽しめます。予備知識は不要です。(講師・記)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

★7/29(金)は、第5週です。

日程
2022/7/8, 7/29, 9/9
曜日・時間
第2 金曜 10:15~12:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
<テキスト> 各自ご用意ください。 
William Shakespeare, Twelfth Night (The New Cambridge Shakespeare: Third edition. 2017. Edited by Elizabeth Donno)ペーパーバック (ISBN-13:978-1107565463)
その他
●ルミネ開店前は、1Fのエレベーターをご利用ください。

講師詳細

郷 健治(ゴウ ケンジ)
神奈川大学外国語学部英語英文学科教授。東京大学教養学部教養学科卒業。米プリンストン大学中近東研究学科大学院博士課程で古典アラビア文学とイスラム学専攻。その間、シェイクスピアに魅せられて、英文学へ転向。東京大学大学院英文学修士課程修了後、帝京大学英文科助手として英オックスフォード大学大学院博士課程へ研究留学し、2000年にシェイクスピアの『ソネット集』の新解釈で博士号(D.Phil.)取得。The Review of English Studies、Studies in Philology、Notes & Queries など英米の主要英文学研究誌に論文を多数発表。共著に『シェイクスピアとその時代を読む』(2007年、研究社)。