ドラマでたどるイギリス文化 「ダウントン・アビー」を題材に

  • イギリスの執事
  • ハイクレア・カースル (「ダウントン・アビー」のロケーションの舞台)
  • 新井 潤美(東京大学大学院教授)
講師詳細

2010年から2015年までイギリスで放映され、2019年には映画版もリリースされたイギリスの超人気番組「ダウントン・アビー」。
グランサム伯爵家とその使用人をめぐるドラマはフィクションではあるが、当時のイギリスの階級社会、アッパー・クラス、使用人の世界を忠実に描写しているだけでなく、20世紀イギリスにおける、階級、人種、そしてジェンダーをめぐる意識の変化、「タイタニック号」沈没、第一次世界大戦、女性の参政権、「新聞王」の台頭といった歴史的な背景をもプロットに取り入れている。いくつもの賞を獲得したこのドラマ・シリーズは物語として楽しめるだけでなく、20世紀前半のイギリスの社会と文化に関する貴重な資料でもある。
この講座では第一シーズンの最初のいくつかのエピソードを丁寧に見ながら、画面に現れる当時のイギリスの姿を解説していく。(講師・記)

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お申し込み
日程
2021/4/5, 5/31, 6/7
曜日・時間
第1・5 月曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 
設備費(税込)
495円
その他
●この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門はイギリス文学、イギリス文化、比較文学。主な著書に、『階級にとりつかれた人びと 英国ミドル・クラスの生活と意見』(中公新書)、『へそ曲がりの大英帝国』(平凡社新書)、『執事とメイドの裏表―イギリス文化における使用人のイメージ』(白水社)、『魅惑のヴィクトリア朝 --アリスとホームズの英国文化』(NHK出版)、『パブリック・スクール-イギリス的紳士・淑女のつくられかた』(岩波新書)、『〈英国紳士〉の生態学 ことばから暮らしまで』(講談社学術文庫)。訳書に、ジェイン・オースティン著『ジェイン・オースティンの手紙』(岩波文庫)ほか。白水社HPで「ノブレス・オブリージュ——イギリスの上流階級」連載。