欧米の文化では欠かすことのできないユーモア。最近では日本のビジネスシーンでも、創造力の高まりとともに着目されてきています。コミュニケーションを円滑にしたり、場をなごませたり、また閉塞的な状況を打破する新たな発想や、逆境をはねのけるレジリエンスにも繋がります。人はなぜ可笑しみが分かるのでしょうか？それは表層と深層のずれを見極める力であり、間接的にニュアンスを汲み取ったり、ごまかしを見抜いたりもします。音楽にもユーモアが沢山あり、作品に笑いや深い味わいを与えたり、時に風刺や皮肉という形で表現されてきました。それらに込められたメッセージとは？本講座では実際の楽曲を聴きながら、ユーモアの奥深さを紐解いていきます。（講師・記）

【カリキュラム】　※取り上げる作曲家は変更する可能性があります。
第1回　ユーモアと脳の遊び（逆転の視点、アナロジー、比喩、錯覚）　
モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、ラヴェルなど

第2回　ユーモアと象徴（象徴的なキャラクター、擬人化）
ロッシーニ、シューマン、サン＝サーンス、ラヴェルなど

第3回　ユーモアと現実の超越（レジリエンス、メンタルヘルス）
バッハ、ショスタコーヴィチ、バルトーク、プーランクなど


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