世界遺産をめざす「飛鳥・藤原の宮都」の値打と魅力―3 飛鳥宮の関連施設が語るもの
  • 教室開催

  • 『水落遺跡全景』
  • 「飛鳥浄御原宮の復原模型」
  • 「酒船石遺跡の石造祭祀施設」
  • 木下 正史(東京学芸大名誉教授)
講師詳細

      
大化改新後の斉明天皇時代には、飛鳥で大規模な造営が進められた。飛鳥京苑池跡、酒船石遺跡、水落遺跡はその代表的遺跡である。これら諸遺跡は、斉明天皇時代に飛鳥の都づくりが本格化したことを物語っている。酒船石遺跡や水落遺跡は、天皇が住む宮殿外に建設された。水落遺跡は日本最古の水時計台跡であり、後の律令制下の陰陽寮前身官司にあたる。藤原宮など律令制下の宮殿では、陰陽寮を含む諸官司は宮内に集約されるようになる。官司が宮外にも配置されているのは飛鳥宮の大きな特徴である。講座では、飛鳥京苑池跡、酒船石遺跡、水落遺跡を取り上げ、飛鳥宮の構造、都づくりの実像、これら諸遺跡から窺える国際交流などを明確にしつつ、日本国誕生への歩みを考える(講師記)。
写真は『水落遺跡前景』。

お申し込み
日程
2021/11/27
曜日・時間
土曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
持ち物など
資料を配布します。

講師詳細

木下 正史(キノシタ マサシ)
1941年東京都生まれ。東京教育大学卒業。同大学院修士課程修了。日本考古学専攻。奈良国立文化財研究所、東京学芸大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。主な著書に『古代日本を発掘する―飛鳥藤原の都―』『飛鳥・藤原の都を掘る』『藤原京』など。