リートになったドイツの詩 言葉は響く 音楽は語る

  • 檜山 哲彦(東京芸術大学名誉教授)
講師詳細

ドイツは詩の国、音楽の国。
ドイツリートは、聴きつがれ歌いつがれています。ゲーテ、アイヒェンドルフ、ハイネ、リュッケルト、メーリケなど、多くの詩人の詩に、シューベルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、マーラー、シュトラウス、ヴォルフなど、多くの作曲家が曲を付けました。リートからは、言葉にもともとそなわっている響き、音楽にしか実現できない語り方、それらの仕合せな結び付きが聴こえてきます。
この講座は、まず、リートの詩の朗読を聴きながら、詩の言葉を音楽として味わうことから始め、作曲家がその詩をどう「朗誦」しようとしたか、歌い手がその曲の「朗誦」をどう表現しようとしているか、を聴き分け、聴き比べることにより、言葉と音楽の豊かさを味わおうとします。
ドイツ語の学習経験は問いません。ドイツの詩やリートに関心のある方、じっさいに歌っている方、どなたでもご参加ください。いろいろな楽しみ方が見いだせるはずです。(講師記)

今期は、前の期からの続きで、チィクルス「詩人の恋」(ハイネ/シューマン)を最後まで読んだのち、チィクルス「美しき水車小屋の娘」(ミュラー/シューベルト)を読む予定。 

お申し込み
日程
2019/11/9, 12/14
曜日・時間
第2週 土曜 15:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,160円 一般 7,480円

講師詳細

檜山 哲彦(ヒヤマ テツヒコ)
1952年広島生れ。東京大学大学院修士課程ドイツ文学専攻修了。専門はドイツ文学(抒情詩)、ドイツ文化、ドイツ・ユダヤ文化。著訳書に、『ドイツ名詩選』(共編訳)、『ユダヤ的〈知〉と現代』(共著)、ホフマンスタール『チャンドス卿の手紙 他十篇』、『ああ あこがれのローレライ ドイツ詩のなかの愛とエロス』、『ウィーン 多民族文化のフーガ』(共著)、『ドイツ名句事典』(共編著)など。句集に『壺天』『天響』。