国葬の歴史から考える
  • 教室・オンライン同時開催

  • 山田 朗(明治大学教授)
講師詳細

 安倍晋三元首相の「国葬」が9月27日に執り行われることになりました。戦後における「国葬」は、1967(昭和42)年の吉田茂元首相以来、55年ぶりのことです。
 戦後においては「国葬」を定めた法律がありませんが、戦前においては、1926(大正15)年に制定された「国葬令」という勅令が存在しました。もっとも、この「国葬令」制定以前に、天皇・皇后・皇太后を除くと、1883(明治16)年の岩倉具視を最初の事例として、16名の人々の「国葬」が行われています。そして、「国葬令」制定以後にも、1945(昭和20)年までに4名の人々の「国葬」が行われました。つまり、戦前においては、あわせて20名の著名人の「国葬」が行われたことになります。
 本講座では、戦前にどのような人々が「国葬」として遇されたのか、そもそも「国葬」とはいかなる儀式として設けられたものなのか。そして、戦後においては安倍元首相まで、何故に吉田元首相しか「国葬」の事例がなかったのか、また、今日に至るまで「国葬」は法制化されてこなかったのかを歴史的に検証します。(講師・記)


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日程
2022/10/6
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
その他
ルミネ立川店の開店前は1階からエレベーターをご利用ください。

講師詳細

山田 朗(ヤマダ アキラ)
1956年大阪生まれ。東京都立大学大学院(史学)修了。博士(史学)。東京都立大学助手を経て1999年より明治大学文学部教授。日本近現代史・軍事史を専攻。
単著に『大元帥・昭和天皇』(新日本出版社)、『軍備拡張の近代史』(吉川弘文館)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房)、『日本は過去とどう向き合ってきたか』(高文研)、『兵士たちの戦場』(岩波書店)、『昭和天皇の戦争』(岩波書店)、『日本の戦争Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』(新日本出版社)など、編著に『ものから見る日本史 戦争Ⅱ 近代戦争の兵器と思想動員』(青木書店)、『戦争と現代3 近代日本の戦争をどう見るか』(大月書店)、『登戸研究所から考える戦争と平和』(芙蓉書房出版)、などがある。