枕草子全編講読

  • 津島 知明(國學院大學講師)
講師詳細

枕草子は「気ままなエッセイ」「飾らない女子トーク」といったイメージが浸透しています。そう受け取れる部分も確かにありますが、何より清少納言が心血を注いだのは、お仕えした中宮定子に関わる貴重な証言を後世に確実に伝えることだったと思われます。その真意がまだ十分に理解されていないのは、同時代読者を意識した深謀遠慮が、現代人には分かりにくくなっているからでしょう。
本講座では、各段の時代背景も詳しく検証しながら、清少納言が厳しい現実といかに格闘したかを解き明かしていきたいと思います。章段配列の意味にもこだわって、全編を丁寧に読み解いていきます。 (講師・記) 

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お申し込み
日程
2019/10/23, 11/27, 12/25, 1/22, 2/26, 3/25
曜日・時間
第4週 水曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
持ち物など
<テキスト>各自『新編 枕草子』(おうふう、2,800円+税)をご用意ください。
その他
2019年11月は第98段から読みます。

講師詳細

津島 知明(ツシマ トモアキ)
1959年生まれ。国学院大学大学院(文学研究科)修了。博士(文学)。専攻は平安文学。国学院大学、青山学院女子短期大学、白百合女子大学、ほか講師。
著書に『ウェイリーと読む枕草子』(鼎書房 2002年)、『動態としての枕草子』(おうふう 2005年)『枕草子論究』(翰林書房 2014年)、
編著に『新編枕草子』(おうふう 2010年)『枕草子 創造と新生』(翰林書房 2011年)など。