病気を防ぐ生活習慣

  • 藤田 紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)
講師詳細

 日本人の死因の第一位は「がん」で、男性で3割、女性では2割の人ががんで亡くなっています。がんばかりでなく、最近20年間で2倍以上患者数が増えたものに、アトピーやぜん息などのアレルギー疾患とうつ病などのこころの病気があります。がんやアレルギー、こころの病気が、なぜ最近になってこんなに増えてきたのでしょうか。それは、日本人の免疫力が低下してきたことと無関係ではないと思います。
 腸内細菌は免疫力の約70%をつくり、ドーパミンやセロトニンなどの幸せ物質の前駆体を脳に送っています。腸内細菌叢のバランスがとれた生活習慣が、これらの病気を防ぐことが最近の研究で明らかにされてきました。本講座では腸を鍛えるための生活習慣、体とこころの病気を防ぐための方法について話してみたいと思います。(講師記)

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日程
2019/7/31
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,024円 一般 3,672円

講師詳細

藤田 紘一郎(フジタ コウイチロウ)
1939年、中国・旧満州に生まれる。東京医科歯科大学医学部を卒業後、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学大学院教授、2005年4月より人間総合科学大学教授を経て、現在、東京医科歯科大学名誉教授。感染免疫学者。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞受賞。2000年にヒトATLウイルス伝搬経路などの研究で、日本文化振興会・社会文化賞及び国際文化栄誉賞を受賞。主な著書には「笑うカイチュウ」、「空飛ぶ寄生虫」(講談社文庫)、「原始人健康学」「水の健康学」(新潮選書)、「清潔はビョーキだ」(朝日文庫)、「ウンココロ」(実業之日本社)、「万病を防ぐ『水』の飲み方選び方」(講談社α文庫)、「免疫力をアップする科学」、「水と体の健康学」(ソフトバン)ク・サイエンスアイ新書)、「50歳からは炭水化物をやめなさい」(大和書房)、「脳はバカ、腸はかしこい」(三五館)などがある。