文学として読む古事記

  • 金井 清一(京都産業大学名誉教授)
講師詳細

 古事記の景行天皇代は、悲運の英雄倭建命の死後、その子孫系譜を長々と記して終わります。倭建命の父である景行天皇が、倭建命の曽孫である迦具沪漏比売命(かぐろろひめ)と結婚するというような、書紀には無い非合理にな矛盾に満ちた系譜です。そしてその系譜の記述後に天皇の崩御を一行記して景行天皇代は巻を閉じます。次は倭建命の異母兄の成務天皇代、記事は簡単です。そして次は倭建命の子の仲哀天皇代、この二天皇は地方住まいで何故かヤマトに住みません。倭建命の死後の王権を、古事記はどう描こうとしているのかを考えて読んでいきます。(講師・記)

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日程
2021/4/26, 5/24, 6/28
曜日・時間
第4 月曜 10:15~11:45
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
<テキスト>各自ご用意ください。「古事記」岩波文庫 字の大きいワイド版もあります。ほか、講師
作成のプリント資料を当日配布します。
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講師詳細

金井 清一(カナイ セイイチ)
東京大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。東京女子大学教授を経て京都産業大学教授。2002年4月、名誉教授。上代文学専攻。著書に『万葉詩史の論』『日本の文学 古典編 古事記』『万葉集全注』『古代抒情詩万葉集と令制下の歌人たち』などがある。