文学のなかの武蔵野 シリーズ・武蔵野学

  • 写真:Futoshi Osako
  • 赤坂 憲雄(民俗学者)
講師詳細

武蔵野とはなにか、そもそもどこを指して武蔵野というのか。武蔵野はだから、依然として曖昧模糊としたままに捉えがたく、いや、それでいいのかとも思う。それにしても、文学作品のなかにはさまざまに武蔵野が描かれており、それを手がかりにして、武蔵野のいくつもの原風景らしきものを掘り起こすことは可能かもしれない。雑木林と畑と野原のある武蔵野、野川沿いに見られた湿田のある武蔵野、ハケに広がっていた武蔵野、玉川上水とともに生まれた新田開発の村々としての武蔵野……。そうして、いくつもの武蔵野を抱いた武蔵野学への道行きに、ともあれ踏み出すことにしようか。(講師・記)

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注意事項

5/23は休講 → 9/5補講

日程
2020/9/5
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 4,180円
設備費(税込)
165円

講師詳細

赤坂 憲雄(アカサカ ノリオ)
1953年東京生まれ。東京大学文学部卒業。法政大学・立教大学などの非常勤講師、東北芸術工科大学教養部助教授を経て、1996年より東北芸術工科大学教養部教授。1999年より同東北文化研究センター所長。現在は学習院大学文学部教授、および福島県立博物館館長。東北学を提唱。1999年雑誌『東北学』を創刊。
主な著書に『岡本太郎の見た日本』(岩波書店・ドゥマゴ文学賞)、『東北学./忘れられた東北』、『境界の発生』(ともに講談社学術文庫)、『性食考』(岩波書店)、『武蔵野をよむ』(岩波新書)など、その他編著、共著多数。