イギリスの言葉と「階級」
  • 教室開催

  • ロンドンのコックニー(チャールズ・ディケンズの小説の挿絵)
  • ロンドンのコックニー(宮丸裕二 撮影)
  • ロンドンのコックニー(宮丸裕二 撮影)
  • 新井 潤美(東京大学大学院教授)
講師詳細

イギリスでは言葉と階級の関係はなかなか複雑です。
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』でも、その原作でも、音声学者ヒギンズ教授は花売り娘イライザの英語の話し方を変えれば、公爵夫人と言っても通用するようにしてみせると宣言します。ヒギンズ教授はさらに続けて言います。「レイディーズ・メイドや店員にだってしてみせる。彼らはもっと優れた英語を話す必要があるからな。」なぜレイディーズ・メイド(主人の妻や娘の身の周りの世話をするメイド)や店員の方が公爵夫人よりも「優れた英語」を話すのでしょうか。
この講座では英語の発音や言葉づかいと「階級」の関係を、イギリスの小説や演劇、ドラマや映画などの例を見て、たどっていきます。(講師・記)


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注意事項

※日程が変則的です。以下、ご注意ください。
 ●1月➡第5週
 ●3月➡第3週(時間変更「15:30~17:00」です。)

日程
2022/1/31, 2/7, 3/21
曜日・時間
第1・5 月曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 
設備費(税込)
495円
その他
●この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門はイギリス文学、イギリス文化、比較文学。主な著書に、『階級にとりつかれた人びと 英国ミドル・クラスの生活と意見』(2001)中公新書、『へそ曲がりの大英帝国』(2018)平凡社新書、『執事とメイドの裏表―イギリス文化における使用人のイメージ』(2011)白水社、『魅惑のヴィクトリア朝―アリスとホームズの英国文化』(2016)NHK出版、『パブリック・スクール―イギリス的紳士・淑女のつくられかた』(2016)岩波新書、『〈英国紳士〉の生態学―ことばから暮らしまで』(2020)講談社学術文庫、『ノブレス・オブリージュ―イギリスの上流階級』(2021)白水社。訳書に、ジェイン・オースティン著『ジェイン・オースティンの手紙』(2004)岩波文庫、他。