日本語の起源と古代蛇信仰

  • 山﨑 宏(桜美林大学講師)
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日本の古代蛇信仰は、縄文時代中期に始まるとされています。その片鱗は様々な分野で見受けられますが、実は日本語の語源にも大きく関わっています。例えば、「へび」という言葉の語源は「カ」でした。「カ」や「カカ」は蛇を指す言葉で、今では「アカカガチ」等の名称にその名残をとどめていますが、「カ」が「カム(咬む)」という動詞を生み出し、蛇を「カムムシ」と呼びました。そして「ハムムシ」に音韻変化し、「ハミムシ」、「ハミ」、「ヘミ」、「ヘビ」へと変遷していったのです。
今や世界に賞賛される日本文化。しかしその本質や起源について、私達日本人はどれだけ海外の人達に胸を張って説明できるでしょうか。本講座ではこの日本文化を気候学、考古学、人類学、民俗学、宗教学、心理学、神話学、国語学、哲学、芸術学、建築学、庭園学など、様々な分野から総合的かつ立体的に考えていきます。

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日程
2021/3/20
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円

講師詳細

山﨑 宏(ヤマザキ ヒロシ)
1965年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。同大学院美術研究科修士課程絵画(日本画)専攻修了。同大学院美術研究科博士後期課程美術専攻中途退学。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究生(スワヒリ語)修了。日本画家。東京藝術大学美術学部日本画研究室非常勤講師(助手)を経て、現在桜美林大学非常勤講師、神奈川県立横須賀明光高等学校非常勤講師。建築史学会、家具道具室内史学会、会員。著書に『やさしく学ぶ伝統技法 水彩で日本画を描く』(グラフィック社 1996年)、『日本画と日本建築の時空』(青山社 2011年)がある。