読み直す宮沢賢治  「注文の多い料理店」

  • 小森陽一さん
  • 小森 陽一(東京大学名誉教授)
講師詳細

『注文の多い料理店』(一九二四)は、詩人宮澤賢治が生前刊行した唯一の童話集です。岩手県をモデルとした「イーハトーボ」という架空の時間と空間の中で、山猫、狼、烏、鹿といった野生の生きものたち、雪童や山男といった想像上の人々、そして柏の木や電信柱などが、人間と言葉を交わし、自らの世界を開示する、賢治の想像世界に案内します。講座では『宮澤賢治全集第8巻』(筑摩文庫版)を使用しますが、お手持ちのテクストを御持参下さい。(講師記)

〈講座の予定〉
7月、8月、9月→「どんぐりと山猫」「狼森と笊森、盗森」「注文の多い料理店」
10月、11月、12月→「烏の北斗七星」「水仙月の四日」「山男の四月」、
1月、2月、3月→「かしわばやしの夜」、「月夜のでんしんばしら」「鹿踊りのはじまり」

お申し込み
日程
2021/1/16, 2/20, 3/20
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
持ち物など
講座では『宮澤賢治全集第8巻』(筑摩文庫版)を使用しますが、お手持ちのテクストを御持参下さい。

講師詳細

小森 陽一(コモリ ヨウイチ)
1953年生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。成城大学文学部助教授、東京大学助教授・教授を経て現職。著書に『構造としての語り』(新曜社)、『読むための理論 文学・思想・批評』(世織書房)『知の技法』(共著・東京大学出版会)、『ことばの力・平和の力 近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『難民(思考のフロンティア)』(共著・岩波書店)。『戦後日本は戦争をしてきた』(共著・角川書店)、『理不尽社会に言葉の力を』『戦争への想像力』『生きさせる思想-記憶の解析・生存の肯定』(新日本出版社)、『天皇の玉音放送』(朝日新聞出版)、『漱石論 21世紀を生き延びるために』(岩波書店) 、『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』(共著・青弓社)、『壊れゆく世界と時代の課題』(共著・岩波書店)などがある。