昆虫で知る生命のドラマ   ガロアムシ

  • 写真:横須賀市自然・人文博物館
  • 「ガロアムシ」より(カバー画)
  • 舘野 鴻(画家・絵本作家)
講師詳細

約100年前に奥日光・中禅寺湖畔で発見され、氷河時代には存在していたことが知られている「生きた化石」ガロアムシ。細長い体をした羽のない昆虫で、成長すると2cmになり、成虫になる過程で蛹にならない不完全変態昆虫です。その姿は原始的な形態を留めているとされています。
孵化してから成虫になるまで7年もの月日を要するガロアムシの命のドラマを、2017年「つちはんみょう」(偕成社)で第66回小学館児童出版文化賞を受賞した舘野氏が、新作「ガロアムシ」制作のための緻密な取材内容を紹介しながら、解説します。
小さな虫の小さな命の物語から、生息域の開発など大きな環境の変化が見えてきます。多彩な生態系が支える貴重な昆虫たちの声に耳を傾けてみませんか。

お申し込み
日程
2019/11/2
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円

講師詳細

舘野 鴻(タテノ ヒロシ)
1968年、神奈川県横浜市に生まれる。札幌学院大学中退。幼少時より故・熊田千佳慕に師事。1986年北海道へ居を移し、昆虫を中心に生物の観察を続けるが、大学在学中は演劇、舞踏、音楽に没頭する。その後、舞台美術等の仕事をしながら音楽活動と昆虫採集を続ける。1996年神奈川県秦野に転居してからは生物調査の傍ら本格的に生物画の仕事を始め、図鑑や児童書の生物画、解剖図プレートなどを手がける。生物画の仕事に『ニューワイド学研の図鑑生き物のくらし』、『原色ワイド図鑑 昆虫Ⅰ・Ⅱ』(いずれも学習研究社)、絵本に『しでむし』『ぎふちょう』『つちはんみょう』(第66回小学館児童出版文化賞受賞・いずれも偕成社)、『こまゆばち』(澤口たまみ・文)『なつのはやしのいいにおい』(いずれも福音館書店)、『宮沢賢治の鳥』(国松俊英・文/岩崎書店)などがある。