中国経済最前線  シェア自転車の「失敗」にみる中国経済の本質

  • 駒形哲哉さん
  • 駒形 哲哉(慶応義塾大学教授)
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3年前、中国の大都市に突如、色とりどりの自転車が湧き出すように現れました。スマートホンで予約・決済ができ、乗り捨てが自由なシェア自転車の登場です。シェア自転車は、一時、中国におけるシェアリングエコノミー普及の旗手として中国内外でもてはやされ、膨大な資金が流れ込みました。ところが採算度外視の過当競争は「放置自転車」問題を引き起こし、そのブームはジェットコースターに乗っているかの如く、わずか1、2年で急降下したかに見えます。中国ではこのようなことが何故起こるのでしょうか? 中国のシェア自転車ビジネスは失敗だったのでしょうか? 本講座では、中国の経済産業の発展の特徴をシェア自転車のジェットコースター的展開から読み取ると共に、あわせて日本における同様の事業への示唆についても考えてみたいと思います。(講師記)

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日程
2019/12/14
曜日・時間
土曜 15:30~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,520円 一般 4,180円
その他
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講師詳細

駒形 哲哉(コマガタ テツヤ)
1965年生まれ、慶應義塾大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)。(財)霞山会職員、獨協大学経済学部専任講師、慶應義塾大学経済学部准教授などを経て、2011年より現職(慶應義塾大学経済学部教授)。東アジア研究所副所長・日本中小企業学会理事。著書に『中国の自転車産業 「改革・開放」と産業発展』慶應義塾大学出版社、2011年(単著、第7回樫山純三賞、慶應義塾賞受賞)、『移行期中国の中小企業論』税務経理協会、2005年(単著、平成17年度中小企業研究奨励賞経済部門本賞受賞)『中国産業論の帰納法的展開』同友館、2014年(共編著)などがある。