表現の自由と品位ある社会

  • 内田樹さん
  • 内田 樹(神戸女学院大学名誉教授)
講師詳細

かつてあるフランス人が『アウシュヴィッツにガス室はなかった』という歴史修正主義の書物を出版したことがあった。チョムスキーはその本に序詞を寄せて、「自由にものを言う権利は自分が賛同する意見に限定されない。むしろその主張にまったく共感できない場合こそ言論の自由は守られなければならない」と書いた。私はこのような原理主義には与すことができない。表現の自由は何のために守られなければならないのか、その原点の問いに一度立ち戻りたい。(講師記)

申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

この講座は終了しました
日程
2020/2/23
曜日・時間
日曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
持ち物など
当日は受講券をお持ちください。
その他
満席後はキャンセル待ちを受け付けます。
また、満席表示でもお席がご用意できる場合がございますので、電話にてお問い合わせください。
電話:0466-24-2255(9:30-19:00)

講師詳細

内田 樹(ウチダ タツル)
1950年生。東京大学卒業。東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。同大学助手を経て2011年まで神戸女学院大学教授。合気道の道場兼私塾「凱風館」主宰。『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010、現代的で新しいスタイルの言論を理由に第3回伊丹十三賞受賞。著書に『寝ながら学べる構造主義』『他者と死者――ラカンによるレヴィナス』『先生はえらい』『下流志向』『邪悪なものの鎮め方』『街場の教育論』『武道的思考』『困難な成熟』、共著に『身体を通して時代を読む―武術的立場』『現代人の祈り―呪いと祝い』『若者よ、マルクスを読もう』『聖地巡礼』シリーズほか多数。