中国のコロナショック

  • 駒形 哲哉(慶応義塾大学教授)
講師詳細

 中国から始まった新型コロナウィルス感染症が、当初の想定をはるかに超えて世界の経済社会に多大な負の影響を及ぼしています。ヒト・モノ・カネの動きのグローバル化が、世界経済拡大のエンジンとなってきましたが、コロナショックは、ヒトとモノの流れを止め、それがカネの流れを止め、世界経済のエンジンを止めてしまったのです。2003年のSARS流行の影響は中国にとどまりました。しかし、世界経済の構造は大きく変わり、コロナ拡大は、先進国経済と中国経済との結びつきが緊密化、構造化している事実をあらためて認識させました。先進国経済がコロナ対応に追われる中、中国はいち早く成長回復に入りつつあって、経済・政治・軍事の多方面から攻勢に出ており、かつての「東西冷戦」とは全く異なる経済構造下で米中「新冷戦」が進行しています。本講座では、中国のコロナショックが世界に何をもたらし、今後何をもたらすのかについて考えてみたいと思います。(講師記)

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日程
2020/12/5
曜日・時間
土曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,520円 一般 4,620円

講師詳細

駒形 哲哉(コマガタ テツヤ)
1965年生まれ、慶應義塾大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)。(財)霞山会職員、獨協大学経済学部専任講師、慶應義塾大学経済学部准教授などを経て、2011年より現職(慶應義塾大学経済学部教授)。東アジア研究所副所長・日本中小企業学会理事。著書に『中国の自転車産業 「改革・開放」と産業発展』慶應義塾大学出版社、2011年(単著、第7回樫山純三賞、慶應義塾賞受賞)、『移行期中国の中小企業論』税務経理協会、2005年(単著、平成17年度中小企業研究奨励賞経済部門本賞受賞)『中国産業論の帰納法的展開』同友館、2014年(共編著)などがある。