「正法眼蔵」の自然観を読む

  • 中野 東禅(龍宝寺前住職・日本臨床宗教師会顧問)
講師詳細

人間を生かしている「自然界」は、同時に「自然の生命としての自己」でもあります。そして環境としての自然界と、生かされ生きている自己という自然との共鳴が俳句や和歌という歌に「言語化」され、自己存在の意味の確かめへと深化されてゆきます。
道元の「正法眼蔵」では、「谿声山色」「山水経」「無情説法」「都機(つき)」「柏樹子」「梅花」などで、自然を味わい、そこで人間の物差しを超える心を語ります。日本精神の自然観が日本文化でどのように深化したかを味わう講座にしたいと思います。(講師記)

【全11回】前半(10-12月)5回、後半(2020年1-3月) 6回
前半 
10/1 春の花・水音は心が汚染する以前で共感する。
10/15釣人は釣につられて水中に同化して楽しむのさ。
11/5 月光に包まれて自己が透明になる時が仏心の確かめさ。
12/3 「美味しいお茶は苦いもの」と良寛は言った。
12/17「こので柏」の緑に仏の不染汚の命を見る。


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日程
2019/10/1, 10/15, 11/5, 12/3, 12/17
曜日・時間
指定の 火曜 10:00~12:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 14,850円 
その他
※テキストは、授業初日に窓口で販売します(250円)。途中からご参加の方も窓口でお買い求めください。
※10/29、11/19は休講

講師詳細

中野 東禅(ナカノ トウゼン)
曹洞宗総合研究センター講師、京都市龍宝寺前住職。ナムの会元総務。(日本臨死宗教師会顧問、日本生命倫理学会会員・死の臨床研究会会員)、(仏教系大学で生命倫理・死生学を担当)、著書に『死を生きた日々』『曹洞宗』『禅者山頭火』(以上四季社)、『すこやかな死を生きる』(雄山閣出版)、『生と死を学ぶ教室・・・別れの手紙』(佼成出版)、『道元百話』(東方出版)、『曹洞宗の常識』(朱鷺書房)、『あなただけの修証義』(小学館)『図解雑学・道元』(なつめ社)など。