小説実作法

  • 楜沢 健(文芸評論家)
講師詳細

 「おたがい/なれるのは厭だな/親しさは/どんな深くなってもいいけれど」「狎れる 馴れる/慣れる 狃れる/昵れる 褻れる/どれもこれもなれなれしい漢字/そのあたりから人と人との関係は崩れてゆき」(茨木のり子「なれる」)。「なれ」には罠がある。なれるにしたがい、私たちのものの見方や関係は自動化し、世界に対する驚きや関心が薄れてゆく。文学は、こうした「なれ」にともなう感性や思考の摩滅=怠惰へのささやかな抵抗である。本講座ではあらためて小説とは何か、なぜ書くのかを検証し、その手法を磨き上げることを目指します。     (講師記)
※事前にご提出いただいた小説を合評・講評する形式ですすめます。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/7/19, 8/2, 8/30, 9/20
曜日・時間
第1週・第3週・第5週 日曜 13:00~15:00
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,200円 
その他
作品の提出は2回目から。初回に提出方法などご案内します。

講師詳細

楜沢 健(クルミサワ ケン)
1966年東京生まれ。文芸評論家、早稲田大学他非常勤講師。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。プロレタリア文学を研究の中心テーマ、座標軸のひとつに据え、ユニークな文芸評論を展開。