風景の英詩を詠む  イギリス・アイルランドの詩人たち

  • 伊達 直之(青山学院大学教授)
講師詳細

英国とアイルランドで広く読まれた詩人たちの作品から、「風景」が詠み込まれた詩を、具体的な時代背景も意識しながら、ていねいに味読します。
20世紀に二つの世界大戦を戦った英国は、伝統的な社会が大きく揺さぶられ、新たな国の形を模索してゆきます。一方のアイルランドは英国からの独立を勝ち取り、傷と痛みを残しながらも新国家の道を歩み始めました。変わりゆくものと変わらないもの。英詩の長い伝統の中で、詩人たちが詩の言葉に詠み込んだ「風景」には、同時代への鋭い観察や批判、生活と習慣への愛着、そして新時代への期待や好奇心が、時に繊細に、時に力強く、叙情やユーモア、諷刺を混じえて豊かに表現されています。(講師記)






 

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講師都合によりやむをえず日程変更する場合がございます。ご了承ください。

日程
2021/3/16
曜日・時間
火曜 10:00~11:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,520円 
その他
*必要に応じて資料を配布します。

講師詳細

伊達 直之(ダテ ナオユキ)
1961年東京生まれ。現在青山学院大学文学部英米文学科教授。早稲田大学政治経済学部卒。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了(英文学専攻)。英国York大学大学院博士課程修了。Ph.D.(英文学)。千葉大学、明治学院大学、早稲田大学講師、など歴任。日本イェイツ協会委員、日本英文学会関東支部編集委員など。専門は近・現代のイギリス・アイルランド・アメリカの詩。ワーズワースなどロマン派の詩、トマス・ハーディ、W.B. イェイツ、エリオットやパウンドのモダニズムの詩、20世紀後半ではラーキンやヒューズ、ヒーニーの詩などを中心にしている環大西洋での文学や諸芸術のリンクにも関心が高い。共編著に『ギリシア劇と能の再生』(水声社)、『近代国家の形成とエスニシティ』(勁草書房) 、『戦争・文学・表象―試される英語圏作家たち』(音羽書房鶴見書店)、『戦争・詩的想像力・倫理』(水声社)、『英語文学事典』(ミネルヴァ書房)など。