「信じる」ことより「疑う」ことを

  • 佐高信さん
  • 佐高 信(評論家)
講師詳細

 「信じるなよ、男でも、女でも、思想でも。ほんとうによくわかるまで。わかりがおそいってことは恥じゃない。後悔しないためのたった一つの方法だ」
 『戦争と人間』(三一書房)という大河小説を書いた五味川純平は作中人物にこう言わせている。
 日本人を深く蝕んでいる「軽信」という病いを鋭く批判したセリフだと思うが、軽く信じて裏切られると、今度は「だまされた」と言って騒ぐ。しかし、だまされるほど簡単に信じてしまった自分に責任はないのか。
 現実の事件に即して、日本人の軽信症を指弾したい。(講師記)

この講座は終了しました
日程
2020/9/19
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円

講師詳細

佐高 信(サタカ マコト)
 1945年山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒。高校教師、経済誌編集長を経て、現在評論家、東北公益文科大学客員教授。著書に『逆命利君』(講談社文庫、後に岩波現代文庫)『安倍政権を笑い倒す』(松元ヒロと共著、角川新書)『反-憲法改正論』(角川新書)『魯迅烈読』『面々授受―久野収先生と私』(岩波現代文庫)『城山三郎の昭和』(角川文庫)『西郷隆盛伝説』『佐高信の昭和史』(角川ソフィア文庫)『自民党と創価学会』(集英社新書)『わが筆禍史』『官房長官 菅義偉の陰謀』(河出書房新社)『池田大作と宮本顕治』(平凡社新書)ほか多数。