観音信仰・陰陽師・御霊信仰と平安文学 疫病や国難と「祈りの心」

  • 講師著書「やさしい信仰史」
  • © ena.horiguchi
  • 佐々木 和歌子(文筆家)
講師詳細

 この国の人々は、何を信じ、何に祈ってきたのか。経典や宗教家が語る思想は難しいけれど、「ふつうの人」を描く古典文学からは日常の切実な祈りが見えてきます。仏教、道教、神祇信仰──その時の心に応じて「何か」にすがるのは、私たち現代人と変わりません。祈る心に寄り添えば、私たちは千年前の人の想いにシンクロできるのではないでしょうか。
 講座では『蜻蛉日記』『枕草子』『源氏物語』『更級日記』『梁塵秘抄』などから、当時の地獄・極楽観、現世利益や怨霊思想などを探り、平安時代の人々の幸せを求める願い、祈りに迫ります。(講師記)

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日程
2020/7/15
曜日・時間
水曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
持ち物など
参考図書:佐々木和歌子著『やさしい信仰史―神と仏の古典文学』 当日販売もあります。1600円(税込)

講師詳細

佐々木 和歌子(ササキ ワカコ)
1972年、青森県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門分野は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーで歴史文化講座の企画運営に携わりながら、古典文学の世界をやさしく解き明かす著作を重ねる。著書に『やさしい古典案内』(角川学芸出版)、『やさしい信仰史──神と仏の古典文学』(山川出版社)、『日本史10人の女たち』(ウェッジ)など、新刊に現代語訳『とはずがたり』(光文社新訳古典文庫)。『古典名作 本の雑誌』(本の雑誌社)では中古文学・中世文学を担当。