西洋美術における花々 アトリビュートとシンボルをめぐって

  • 船岡 美穂子(東京藝術大学講師)
講師詳細

西洋の絵画や彫刻作品には、植物や動物、道具といったさまざまなモティーフが登場します。これらはただ美しいだけではなく、しばしばギリシア・ローマ神話やキリスト教等に由来する意味を秘めており、作品の中で象徴的な役割を持っています。あるいはまた、西洋の自然観や考え方、生活伝統も反映されています。特定の人物と一緒に描かれる「アトリビュート」や、単独で意味を持つ「シンボル」。プッサン《フローラの王国》を中心に作品を鑑賞しながら、花々にこめられた寓意表現や西洋の文化も考察します。


*画像:ニコラ・プッサン《フローラの王国》 1631年、ドレスデン美術館

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日程
2020/3/19
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
持ち物など
必要に応じて資料を配布します。

講師詳細

船岡 美穂子(フナオカ ミホコ)
東京藝術大学美術学部芸術学科卒。
同大学院美術研究科修士、博士後期課程修了。博士(美術)。研究室助手を経て、現在、東京藝術大学講師。
専門は、近世・近代の西洋美術史。近年は、フランス美術の国際的な影響、美術愛好家の果たした役割を研究中。
主な著書に『イメージ制作の場と環境』(共著、中央公論美術出版、2018年)、『芸術愛好家たちの夢-ドイツ近代におけるディレッタンティズム』(共著、三元社、2019年刊行予定)。