英国のEU離脱とヨーロッパ

  • 庄司 克宏(慶応義塾大学教授)
講師詳細

 欧州連合(EU)は欧州ポピュリズムの台頭とイギリスのEU離脱(Brexit)により、分断の危機に直面している。ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、オランダなど、EU各国でポピュリスト政党が反EUを掲げて国政選挙で支持を集める一方、ハンガリーとポーランドの各政権は反リベラルな政策を進めてEUと鋭く対立している。また、2019年3月29日のBrexitに向けて1年を切る中、英EU将来関係取り決めの交渉が行われるが、EU27カ国は一致結束してそれに対処できるのかという問題も存在する。EUはこのような二重の危機をどのように克服しようとしているのかを検討する。  (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2019/3/30
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
持ち物など
<参考書>庄司克宏『欧州ポピュリズム―EU分断は避けられるか』(ちくま新書):ご希望の方は各自でお求めください。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

庄司 克宏(ショウジ カツヒロ)
1957年和歌山県生まれ。1980年慶應義塾大学法学部卒業後、同大学院法学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。二松学舎大学専任講師、助教授、ケンブリッジ大学客員研究員、横浜国立大学大学院助教授、教授、欧州大学院大学客員研究員等を経て、現在、慶應義塾大学大学院法務研究科教授およびジャン・モネEU研究センター所長。専門は、EUの法と政策である。主な著書として、『欧州の危機―Brexitショック』(東洋経済新報社)、『はじめてのEU法』(有斐閣)、『欧州連合 統治の論理とゆくえ』(岩波新書)、『新EU法 基礎篇』『新EU法 政策篇』(岩波書店)など多数。2002年、EUからJean Monnet Chairの称号を授与されている。前・日EU関係有識者委員会委員。