新西洋美術史 美術と時代・社会

  • 千足伸行講師
  • 千足 伸行(成城大学名誉教授)
講師詳細

 前回見たロマン主義美術はフランスではドラクロワ(1863年)、イギリスではターナー(1851年)、ドイツではフリードリヒ(1840年)の死をもって一応の終止符を打ったと言えます。この後に続くのはリアリズムですが、リアリズムは単なる写実、自然の模倣ではなく、当時の市民社会に根ざした一種の価値観、社会に対する芸術家の姿勢の表れでもありました。リアリズム即ち近代美術とも言えますが、これを代表するミレー、クールベから印象派に至る芸術は、ごく普通の市民のための市民的な芸術と言えるでしょう。今回はそこに至るまでの美術の流れを社会的背景にも留意しながら見てゆくことにします。(講師・記)

<スケジュール>(テーマは変更になることがあります)
(1)4/3 :ロマン主義からリアリズムへ
(2)4/17:大地に生きる:ミレーとバルビゾン派
(3)5/15:自我崇拝のリアリズム:クールベ(1)
(4)6/5::自我崇拝のリアリズムクールベ(2)
(5)6/19:保守から革新へ:マネ(1)

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日程
2021/4/3, 4/17, 5/15, 6/5, 6/19
曜日・時間
土曜 10:15~12:15
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 
設備費(税込)
825円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

千足 伸行(センゾク ノブユキ)
1940年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。専門は北方ルネサンス、近代絵画。東京放送(TBS)を経て国立西洋美術館に勤務。退職後、成城大学文芸学部教授となり、現在に至る。その間ミュンヘン大学に留学。主な著書:『ロマン主義芸術』(美術出版社)、『北方ルネサンス絵画』(講談社)、『ゴッホ』(朝日グラフ増刊、朝日新聞社)、『アール・ヌーヴォーの世界(Ⅱ)』(学習研究社)、『新西洋美術史』(西村書店)、『アール・ヌーヴォーとアール・デコ:甦る黄金時代』(小学館)ほか。