戦車入門 イタリア編

  • 吉川 和篤(イタリア軍研究家)
講師詳細

 イタリアは、第一次大戦で自国の戦車開発に間に合わなかったが、1920年代に北部の自動車産業で培った工業技術を基にフランスから輸入した軽戦車の国産化や重戦車の開発を経て、1930年代には独自に国産戦車を製造した。しかしその中心は快速戦車と言われた豆戦車で、安価で各国にも輸出されて経済的に苦しんだ戦前のイタリア戦車の大部分を占めている。また第二次大戦参戦前のイタリアは、日本と同様に艦船や航空戦力の開発に力を入れた為、中戦車以降の開発は世界レベルから取り残されて行った。しかし、それでも大戦中はひっ迫する戦況に伴い、中戦車から重戦車さらには優秀な自走砲も開発されて北アフリカ戦やイタリア戦線で奮戦、1943年9月の休戦前には戦後戦車にも遜色の無い90mm戦車砲装備の主力戦車も計画されていた。
 今回はこうした知られざるイタリア戦車の揺籃期から終戦までの流れを、豊富な写真や図版を交えて解説する。(講師・記)

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日程
2019/9/28
曜日・時間
土曜 18:30~20:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

吉川 和篤(ヨシカワ カズノリ)
1964年香川県高松市生まれ。本業である広告デザイナー/アートディレクター業務のかたわら、長年に渡りイタリア軍や日本の戦車研究を行い、イタリアにも一時在住した。帰国後に軍事/模型雑誌に連載や寄稿を続けて書籍も執筆、さらにアニメ「ガールズ&パンツァー』OVA以降のイタリアおよび日本戦車の監修も行う。著書に『イタリア軍入門』、『Viva! 知られざるイタリア軍』、『Benvenuti! 知られざるイタリア将兵録』、『イタリアの豆戦車写真集』(全てイカロス出版)ほか。