三島由紀夫と切腹の思想

  • 片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
講師詳細

 三島由紀夫は自前の劇団を作り、主演映画も複数あり、オペラやバレエの台本も書きました。肉体の生々しい行為にこだわった。通常の文学者の域から外れていた。自らの肉体を鍛え、映画や写真によってその姿を後世に伝えようとし、さらに究極の一回性のパフォーマンスとしての切腹で命を断ち切った。そこに天皇とテロルが絡む。忠誠と反逆、美と政治、恋闕と諫奏という三対が考えられねばなりませんが、私が最近気になるのは、三島の曾祖伯父が切腹させられた歴史的事実です。しかもその人は〝尊皇大名〟。そんなお話を致したく。(講師・記)

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注意事項

都合により日時が変わりました。 11/14 15:30~17:00休講 →  11/21 13:30~15:00補講 (10/15付)

日程
2020/11/21
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

片山 杜秀(カタヤマ モリヒデ)
1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。『音盤考現学』(文庫化に際し『音楽放浪記 日本之巻』と改題)および『音盤博物誌』(同じく『音楽放浪記 世界之巻』と改題)で吉田秀和賞、サントリー学芸賞をダブル受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『近代日本の右翼思想』『国の死に方』『クラシックの核心』『見果てぬ日本』『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』、共著に『平成史』など。NHKFMで『クラシックの迷宮』で番組構成者兼出演者を務める。