ショパン エチュードという名の芸術 作品25 第7~12番

  • 藤井 亜紀(ピアニスト)
講師詳細

 ショパンは、誰にも追随することのない独特な演奏テクニックの持ち主でした。作品はテクニックに裏づけされて作られていますが、その真髄を知るために、練習曲集全曲を体感することはかけがえのないものになります。作品10と作品25の全24曲は、練習曲と名付けるには、あまりにも芸術的で美しく、むしろ演奏会用性格的小品集とも言えるでしょう。弟子達に「何よりも大切なのは、自分の音を聴くこと、耳を傾けること」と伝えていたショパン。指の鍛錬のみならず音楽の実現の為に必要な運指法、フレージング、デュナーミク、リズムから微妙な音楽的ニュアンスまで、さまざまな要素を、本講座で一回に6曲ずつ、演奏とともに進めてまいります。 (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2020/11/21
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,520円 一般 4,620円

講師詳細

藤井 亜紀(フジイ アキ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業後、渡独しミュンヘン国立音大大学院マイスタークラスを修了。バロックから現代まで幅広いレパートリー持ち、「感性と知性の調和をあわせ持つピアニズム」(ムジカノーヴァ)、「高い音楽性と多彩な表現力」(音楽の友)等、高い評価を得ている。ヨーロッパ各地でも多数公演。ハンガリーにおいては、2003年「ソルノク市立交響楽団」の定期演奏会ソリストとして出演して以来、現在まで同楽団のプルミエールソリストとして毎年招聘されている。アンサンブルピアニストとしても、第一線のアーティストから篤い信頼を得ている。サクソフォーン奏者・雲井雅人氏との共演CD「Simple Songs」は、「レコード芸術誌」<特選盤>に推奨された。また、アメリカ人ジャズピアニストで作曲家のTom Pierson、Bruce Stark各氏とのコラボレーションも開催。その幅広い活躍は、2011年に「W100 ピアニスト ジャンルを超えた女性演奏家たち」 (シンコーミュージック・エンタテイメント) で広く紹介された。近年は東京室内管弦楽団とともに、モダンピアノの弾き振りによるバッハ・チェンバロ協奏曲全曲演奏を継続している。現在、聖徳大学音楽学部講師。