古代の豪族と道

  • 加藤 謙吉(歴史研究家)
講師詳細

 大和政権による国家形成の進捗にあわせて、政権所在地である大和や河内から四方の諸地域へと通じる道路が官道として次第に整備されていきますが、それ以前から道は人々の生活の営みや地域間の交流に不可欠の要素をなし、政変や戦争の際には軍隊や物資の移動・輸送に利用されてきました。のみならず中央・地方の豪族たちは、自らの生活拠点から外部へと氏族的発展を遂げるための媒体として、道を最大限に活用していたことが知られています。そのため『記紀』を初め古代の文献には、道を舞台とした豪族たちの活動の跡が、伝承や記録としてして数多く残されていますが、今回の講座ではそうした伝承や記録を取り上げ、豪族と道との関係を探っていきたいと考えています。  (講師記)

第1回 4月2日 阿倍氏の中央進出路─伊賀国阿拝郡・名張郡から大和国宇陀郡・十市郡へ─→休講
第2回 5月7日 渡来人の道─丹比道と東高野街道─
第3回 6月4日不破道と美濃・尾張の豪族─壬申の乱の大海人軍の動向─
                         

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お申し込み

注意事項

■コロナの影響を鑑み、今期初回を6/4→7/2にいたします。お申込みの皆様にはお知らせします(5/15)
■新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4/1から新宿教室は臨時休業いたします。5/7休講→補講日未定(1/2、は調整中の為、仮日程です) 4/21記
■新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、4/2は休講になりました。補講日は未定です。(1/1、は調整中の為、仮日程です) 4/1記

日程
2020/7/2, 8/6, 9/3
曜日・時間
第1週 木曜 13:00~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
教材費(税込)
教材費 165円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

加藤 謙吉(カトウ ケンキチ)
1948年三重県四日市市生まれ。1976年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。成城大学・中央大学兼任講師、放送大学講師を歴任。博士(文学)。著書に『蘇我氏と大和王権』、『大和政権と古代氏族』、『大和の豪族と渡来人』、『大和政権とフミヒト制』(以上、吉川弘文館)、『秦氏とその民』、『吉士と西漢氏』(以上、白水社)、『日本古代の豪族と渡来人』(雄山閣)など。